6年制の薬学科(定員55名)と4年制の創薬・生命薬科学科(定員35名)を設置している熊本大学薬学部。
薬物治療の指導者となる薬剤師を養成する薬学科では、医師や薬剤師として豊富な臨床経験を有する教員と医学系の教員が実践的な指導を行っています。
同学科では、4年次から3年間研究室に在籍することで、臨床実習や薬剤師国家試験に必要な学習はもちろん、幅広い薬学的知識と研究心を身につけることができます。
5年次には、指導者研修を受けた薬剤師によるレベルの高い実務実習を実施。医学部生とともに大学病院でのポリクリにも参加します。
創薬科学・生命科学分野の先端的研究者や医薬品情報担当者などを育成する創薬・生命薬科学科では、薬学部の教員とともに、発生医学研究所や生命資源・支援センターの教員も指導に参画。基礎的な科目のみを必修科目とし、多くの科目を選択科目とする自由度の高いカリキュラムを組んでいます。
さらに、各研究室が実施する演習科目は2〜4年次を対象としており、早期から関心がある分野の最先端の研究に触れることができます。3年次の4月には研究室に所属し、長期にわたり充実した卒業研究を行います。