6年制の薬学科を設置している就実大学薬学部。学生5名程度に担任1名を置き、個々の学生の学習状況や進路希望を把握したきめ細やかな指導を行っています。
高校で物理や生物を履修していない学生に対して入学前準備教育を実施するほか、1年次前期には物理、化学、生物、数学からなる基礎科学科目を開講するなど、手厚いリメディアル教育を実施。
実習や演習には問題志向型の学習法(PBL)を取り入れ、コミュニケーション能力を鍛えています。
3年次後期の「薬学対話演習Ⅰ」では、ドラッグストアや薬局での場面を想定し、症例シナリオを用いて模擬患者と1対1のロールプレイ演習を実施。4年次後期の「薬学対話演習II」では、具体的な症例に基づく疑義照会や服薬指導について実践形式で演習を行います。
また、専門性を高めるアドバンスト科目も充実しており、5年次の夏休みには、実用薬学英語ならびに国際的医療体制を学習することを目的に、約2週間の薬学海外研修を選択することができます。
平成24年3月に実施された第97回薬剤師国家試験では、新卒者合格率100%を達成するなど、国家試験においても確かな実績を残しています。