2005年に開設した同志社女子大学薬学部では、6年制の医療薬学科を設け、医療人としての薬剤師を養成しています。
1名のアドバイザーが約5名の学生を担当し、教員と学生がともに学び、成長していくことを重視している同学部。
基礎薬学分野と医療薬学分野の科目をバランスよく配置する一方、病院や薬局での実習など実践的な授業にも力を入れています。
4年次までの薬学専門科目は全て必修で、個々の学生の専門性や将来像が明確になる6年次の特論科目のみを選択必修科目としています。
また、4年次から6年次までは薬学研究を行い、問題発見・解決能力や論理的思考力を培います。
さらに、同志社大学や大学コンソーシアム京都の科目を受講することができるほか、交換留学制度や国際交流プログラムなども積極的に導入。
6年次の夏期休暇中には参加希望者を対象に海外病院・薬局研修を行い、国際性豊かな医療人を育成します。
薬剤師国家試験に関しては、模擬試験や補習授業を実施するほか、専門の指導員を置いた国家試験対策室を設けるなど、万全の支援体制を築いています。
国家試験対策講座では出題が予想される内容を簡潔にまとめ、効率の良い勉強法を指導し、高い合格率を達成しています。