6年制の薬学部を設置し、研究能力を有する薬剤師、「ファーマシスト・サイエンティスト」の育成を目指している京都薬科大学。学生相談員制度を設け、入学時から卒業まで教員が学生生活全般についてきめ細やかにサポートします。
初年次にはSmall Group Discussion(SGD)やProblem Based Learning(PBL)を導入した早期体験学習や基礎演習を行い、問題発見・解決能力やコミュニケーション能力を修得します。
3年次後期には20以上ある研究室のいずれかに所属し、特定のテーマを研究する総合薬学研究を開始。
5年次には病院・薬局実務実習を行うほか、探求薬学コースと実践薬学コースに分かれます。
探求薬学コースでは、3年次から続けている研究を継続。
実践薬学コースでは、薬物療法・医薬開発・地域医療という3つのプログラムを用意し、それぞれの専門知識と技能を身につけます。
薬剤師国家試験対策としては、4年次にそれまで学んだ内容を総復習。基礎重要事項の理解とその定着を図り、必須問題対応力を養います。
また、5年次にはポケット問題集を活用して4年次までに習得した知識の維持に努め、6年次には理論および実践問題への対応力を養います。
このように段階的な対策をとることで、同学は常に高い国家試験合格率を維持しています。