6年制の薬学部で、医療現場で即戦力となる薬剤師を育成している北陸大学。
「代替医療」、「生命情報」、「病態生理」などの専門分野を設置し、最先端の薬剤師教育を実践しています。
2010年4月には、模擬病棟を新設。総合診療科で経験を積んだ医師が中心となり、聴診器を使った患者のバイタルサインチェック、救急救命処置、医療面接、服薬指導、さらには筋肉注射や静脈注射、点滴注射投与などを指導しています。
このように、1年次から聴診器を駆使することで、4年次までに処方設計や在宅訪問医療などを実践できる能力を無理なく身につけます。
また、教育方針・目標の1つに「東西医療の統合のもと、西洋医薬と中医薬の正確な知識と技術を培う」を掲げている同学では、薬学部1年生を対象に1ヶ月間の中国留学を実施しています。
また、中国人医師を専任教員として迎え、2〜4年次には東洋医薬学関連講義科目を開設。5年次には姉妹校である中国北京中医薬大学や韓国慶煕大学校及び東國大学校で研修を受けることができます。
6年次には薬剤師国家試験に出題される全科目に関して集中的な再教育と総合試験・模擬試験を行い、学生の合格をサポートします。