名城大学は8学部ならびに大学院からなる中部地方最大(学生総数約15,000人)の総合大学。
1954年に薬学部を開設して以来、一貫して医療の現場で活躍できる薬剤師を養成してきました。その伝統を受け継ぎ、現在でも6年制の薬学科(定員250名)のみを設置。
患者と疾患を理解することを教育目標として、低学年次から充実した臨床医学教育を推進しています。
また、同学では、従来の講義と少人数自己学習法であるPBL教育を取り入れた「ハイブリット型PBL教育」を実践。活発な海外学術交流を通じて諸外国の先進的な臨床薬学教育を取り入れているほか、国際的な研究・教育活動も積極的に行っています。
実務実習に先立って行われる事前学習では、調剤技術や接遇マナーなど薬剤師に求められる基本的な知識・技能・態度を修得するとともに、ケース課題をもとに学生自らが解決策を見出す学習法を導入しています。
5年次には愛知県内の主要な医療施設との密接な協力関係のもとで病院・薬局実務実習を行うほか、研究室に所属して薬学卒業研究に取り組みます。
2013年に実施された第98回薬剤師国家試験では、新卒・既卒ともに合格率100%で全国1位を達成するなど、薬剤師国家試験においても確かな実績を残しています。